コードを書く、それ自体をコンテンツにするライブコーディングを実現する「Live coder」
Live coderはWebブラウザ上でコーディングし、それを他のユーザが閲覧、チャットできるソフトウェア。
Live coderはnode.js製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。優秀な人が書いているコードを後ろから見るのは面白い。みるみる間にシステムが作られていくのは痛快でもある。イベントや勉強会で実際にコードを書いて動きを見せつつステップアップしていくのは人気がある。
Web上でコーディング
コードを書きつつ、そこに人のツッコミを受けたり、試行錯誤しながら作っていくのは創造的で面白いスタイルだ。それを実現するのがライブコーディングであり、そのためのシステムがLive coderになる。
Live coderはnode.jsとWebSocketを組み合わせてコーディングされていく様子がリアルタイムに見られるようになっている。コーダーは一人で、コードハイライト処理されたエリアにプログラミングコードを書いていく。実行環境はないので、特に言語は限定されない。
デスクトップ通知も可
そして閲覧する人は/view/(スクリーン名)でアクセスしてライブコーディングされていくのを見ることができる。そしてチャットエリアでツッコミを入れる。勉強会などで画面をスライドに見せるのも良いが、一人が立てたサーバに参加して多人数でチャットしながら楽しんでみるのも面白そうだ。
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]
チャットもできる(プレミアム限定)
[/s2If]
MOONGIFTはこう見る
オープンソース・ソフトウェアとはソースコードをコンテンツにしたコミュニティだ。そう、プログラミングコードはコンテンツになるのだ。コードにはプログラマーの思想や技量がそのまま反映される。コードが作られていくプロセスを見るのは、それが透けて見えて面白い。
開発者の意図を読みつつ、その開発者本人とチャットできるのは面白い。書く方も複数人に見られながら開発するというのは新しい感覚ではないだろうか。コーディングを楽しく行えるスタイルは今後も需要がありそうだ。