楽しさ半分怖さ半分。ソーシャルサービスに投稿した位置情報を地図にマッピングする「creepy」
creepyはTwitter/Flickrのデータを使って地図上にマーカーを立てるソフトウェア。
creepyはPython製、Windows、Linux用のオープンソース・ソフトウェア。インターネットと地図の相性はとても良い。ただ撮影した写真も、位置情報が埋め込まれていれば地図上にマッピングができる。Foursqureやmixiチェックと言ったサービスも人気が高い。
地図上にマッピング
位置情報をただ送信するだけでは面白みは殆どない。その後で地図にマッピングして見てこそ意味があるのだ。そしてcreepyはソーシャル情報にアップロードされた位置情報をマッピングする、面白そうなちょっと怖さもあるソフトウェアだ。
creepyは位置情報のソースとしてTwitterまたはFlickrを選ぶ事ができる。そして地図データとしてGoogleマップやOpenStreetMapといったサービスが選択可能だ。そしてTwitter/Flickrのターゲットユーザを指定してデータを取得する。
検索画面
写真やツイートに含まれる位置情報を一覧で表示し、地図上にマーカーを立てる。詳細は見られないが、FlickrのURLは表示されるのでブラウザで表示させる事が可能だ。自分自身はもちろん、他人のデータまで見られるので行動履歴が追えてしまう、ちょっとだけ怖い(でも元々公開されているデータだが)ソフトウェアだ。
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]
衛星表示(プレミアム限定)
[/s2If]
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]
設定画面(プレミアム限定)
[/s2If]
MOONGIFTはこう見る
以前にはFoursquareやTwitterの位置情報を補足し、家に人がいない事をアピールするというサービスがあった。このように行動履歴をオープンにしてしまうというのは犯罪にも繋がる恐れがあるものなので、意外と怖いかもしれない。もちろん公開した事による面白さも多い。
過去の写真であれば、旅行先の情報が多くなるのでさして問題はないかもしれない。単なる思い出の写真も地図上にマッピングするとアルバムとはまた違った楽しさが得られるはずだ。