地域の問題を登録、共有して見える化「FixMyStreet」
FixMyStreetは地域の問題を登録し、共有できるWebサービス。
FixMyStreetはPerl製、Web/iPhone/Android用のオープンソース・ソフトウェア。日本はインフラの整備がきめ細やかに行われているので、道路の品質は常に良い状態に保たれている。それでも一部のガードレールが壊れていたり、看板が外れていると言った問題はある。
トップ画面
その他にも落書きやゴミ、樹木が倒れていると言ったような地域の問題は常に存在し続ける。全ての事柄に行政が目を配るとなったら相当なコストになるだろう。それを市民の力でソーシャルに行うのがFixMyStreetだ。
FixMyStreetはイギリスで開発されたソフトウェアで、名前の通り道路の壊れている場所やその他の行政に依頼すべき地域の問題をみんなで投稿し、シェアするためのサービスになる。バージョンは限定されるがiPhone/Androidクライアントについても開発されている。
問題の詳細
郵便番号や住所で検索でき、さらに更新情報をメールやフィードで受け取ることもできる。各地域ごとに問題の数がリストアップされ、そのステータスについても閲覧できるようになっている。写真の投稿も可能だ。こうした問題を共有することこそが、地域の活性化につながるのではないだろうか。
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写真も投稿できる(プレミアム限定)
[/s2If]
MOONGIFTはこう見る
日本では縦割り行政になっているので(どこも同じだろうが)問題を感じた時に訴えるべき場所は個々に異なるようになっている。その面倒さを解消するためにも、とりあえず感じた問題を投稿できる場所としてFixMyStreetは便利な存在だろう。
特にスマートフォン向けのクライアントがあるのが良い(iPhoneはバージョンが相当古くコンパイルエラーになってしまった)。問題を感じた時に写真を撮って、アップロードできるのはとても便利ではないだろうか。