T字形ER図作成ツールはT字形ER手法に沿ってビジネス解析、データベース構築を行うためのモデリングツール。

T字形ER図作成ツールはJava製/EclipseまたはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。外部向けのWebシステムの場合と異なり、社内向けの業務システム、基幹システムを開発する中では業務フローの解析は必須だ。その解析手法は様々にある。


Windows向けには専用実行ファイルも

トレンドもあるが、その時々に良いものを選んでいると数年後には使えないシステムになってしまったり、保守性が悪かったりする。ここで紹介する方法はT字形ER手法と呼ばれるビジネス解析手法で、その表記を行うモデリングツールとしてT字形ER図作成ツールを紹介する。

T字形ER手法とは、データをリソースとイベントに種別しつつ、ビジネスの解析を行いながらデータのモデリングを行っていく。それによってデータの正規化を行い、重複データが排除されたメンテナンスコストの低いシステム構築を可能にする。


モデリング中

T字形ER図作成ツールはそのためのツールであり、Eclipseプラグインとして動作する。エンティティを定義し、リレーションシップを作成できる。その結果は画像やDDLの出力、各種定義、検証表をHTMLとして出力する。T字形ER手法を学ぶ、実践する上で必携と言えるソフトウェアだ。

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エクスポート(プレミアム限定)

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MOONGIFTはこう見る

T字形ER手法自体知らなかったが、一定の論理に基づいてシステム設計を行うのは大事なことだ。ただしこうした論理にはトレンドがあるためにはやり廃りがあるので選定には十分な注意が必要だ。特にシステム設計技術はそうだ。

手法を学び、自社にマッチしていると考えられる場合は良いと思われる。論理的な後ろ盾がある中での設計は、正しいものになりやすいからだ。ビジネスの変化は早いが、確立したワークフローの中に取り入れるなら良いのではないだろうか。

SDI

TMD-Maker(T字形ER図作成ツール) (ティーエムディーメーカー) プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JP