Mixare iPhoneはセカイカメラ風AR(拡張現実)を実現するソフトウェア。

Mixare iPhoneはiPhone用のオープンソース・ソフトウェア。あくまでも個人的な意見として、TechCrunch50ではじめて目にしたセカイカメラの衝撃に比べて、現状の進み方はちょっと残念な気がしてしまう。もっと凄い未来が見えていた気がしていた。


Google Buzzが大量に浮遊

iPhoneを掲げるという行為自体が一般化するのは難しいかも知れないが、AR(拡張現実)の使い方としてとても面白い試みに思えたのだ。もしあなたが同様のソフトウェアで自分のアイディアを実現したいと思うならばMixare iPhoneを使おう。

Mixare iPhoneは以前紹介したMixareのiPhone版だ。これでAndroidとiPhone、両方が揃ったことになる。単体でも十分動作するが、本来はMixare iPhoneをベースに自分なりの工夫を重ねるのだろう。Mixare iPhoneではWikipediaやTwitter、Google Buzzをカメラで映し出した景色に投影できる。


サービス設定

距離を調整すればキャッチする情報量が格段にあがる。またリストビューを使えば取得している情報が一覧で確認できるようになっている。URLを指定して独自のコンテンツを追加することもできるのでARの実験としても使えるはずだ。

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特に情報がない場合(プレミアム限定)

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MOONGIFTはこう見る

セカイカメラというと、当初はコンテンツの少なさに気落ちし、次に試すと不動産情報ばかりでがっかりし、現在ではゲームの世界に入ってしまってとても残念に感じている。確かに技術的な面白さはあっても、それを実用化するというのは難しい。そこに価値があったと思うのだが。

Mixare iPhoneではARの困難と思われる部分をオープンソースとして実現している。次に考えるべきはビジネスモデルやコンテンツだ。自分ならセカイカメラを使ってこんな世界を実現するのに、もう思っていた方にはぴたりと当てはまるだろう。

mixare Free Open Source Augmented Reality Engine

mixare/mixare-iphone - GitHub