WiFi KeyboardはAndroidのテキスト入力をWiFi経由でPCから行えるようにするソフトウェア。

WiFi KeyboardはAndroid用のオープンソース・ソフトウェア。Androidのソフトウェアを紹介する上で実機がないと難しいので、HTC Tattooを使っている。コンパクトな筐体が魅力だが、あまりに小さいために文字の入力が非常に面倒なのが欠点だ。


設定画面

最新の機種では分からないが、Androidの文字入力はiPhoneに比べるとやりづらい感じがある。エミュレータであればPCのキーボードから入力ができるのが楽で良いのだが、それを実機でも実現するのがWiFi Keyboardだ。

WiFi KeyboardはWiFiを通じて実機の入力をPCから行えるようにする。WiFi Keyboardをインストール後、インプットメソッドをWiFi Keyboardに変更する。その上でWebブラウザから実機のポート番号7777へアクセスすると入力欄が表示される。


母艦の画面

後はキーボードから文字を入力すると、それが実機に反映されるようになる。これはとても良い。入力がとても簡単になる。キーボード入力のみならずペーストして一気に入力することも可能だ。さらにUSB接続であればadbから入力をつなぐことができる。Androidのアプリ開発などで文字入力がしんどく感じていた方はぜひ。

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設定について(プレミアム限定)

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ペーストして一気に入力も(プレミアム限定)

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MOONGIFTはこう見る

個人的にはぴか一とも言えるソフトウェアだ。文字入力と言っても長文ではなく、URLの入力さえしんどく感じていたので、WiFi Keyboardは手放せないソフトウェアになりそうだ。バックグラウンドで動作し、かつインプットメソッドを変更できてしまうのは自由なAndroidならではと言えそうだ。

開発のみならず、Bluetooth以外のキーボード入力ができると言う面で普段から使うことさえできそうだ。OSは1.6でも使えたので幅広く対応できそうだ。ATOKの入力さえままならないiOSとの差を感じられるソフトウェアだ。

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