ie6alert-jsはWebサイト上部を使ってIE6向けにメッセージを表示する。

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ie6alert-jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。YoutubeやYahoo! Japanなど有名どころのWebサイトでIE6への非対応を掲げ始めている。もちろんすぐに影響が出る訳ではないが、近い将来認証やデザイン面で影響が出てくる可能性はある。

IE6の場合に表示されるメッセージ

もし自社のサービスにおいてもIE6への対応を打ち切るのであれば、何らかの告知が必要になるだろう。その場合にはIE6の場合だけ表示を出したいはずだ。ie6alert-jsはまさにそのためのソフトウェアになる。

使い方は簡単だ。ie6alert-jsをヘッダーで読み込み、ie6Alert()という関数を実行すれば良い。後はブラウザの判別を自動で行って、IE6であれば画面上部に指定されたメッセージを表示する。なおユーザエージェントによる判別なので、意図的に変えている場合は検出できない。

他のブラウザであれば表示されない

画面上部に表示されるメッセージは自由に変更が可能だ。デフォルトではIEの最新版ダウンロードへのリンクがついたものになっている。企業内では基幹システムとの絡みがあって、おいそれと変更はできないだろうがサポートコストを考えると自社サービスについてはそろそろ決断が必要ではないだろうか。

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MOONGIFTはこう見る

IE6のサポートコストは非常に大きい。CSSなどでIE6まで含めて対応しようと思うと様々な制約が発生したり、バグにつながったりする。基幹システムを長く使い続けるのも良いが、そろそろリプレースを考えなければならないのではないだろうか。

自社サービスのアクセス解析をし、IE6の比率が極端に低いのであれば切ってしまう決断は十分にできる。その時も告知なしで切るのではなくie6alert-jsを使ってユーザを誘導しつつなだらかに移行を考えて欲しい。

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