クラウド、モバイル、JavaScript。先進的機能を盛り込んだGTDソフトウェア「Hub List」
Hub ListはWindows/Mac OSX/Linux用のオープンソース・ソフトウェア。2011年を迎え、心機一転して業務の円滑をはかりたいと考える人は多いはずだ。これまでの仕事に終われ、何かを抜かしてしまうスタイルを改め、もっと適切に仕事をしたいと思わないだろうか。
タスク一覧
そんなスタイルを確立したい時に使えるのがGTD(Getting Things Done)ではないだろうか。適切に運用すれば、仕事を先送りしたり、抜かしてしまったりしないワークスタイルを確立できるはずだ。その補助として使えそうなのがHub Listだ。
Hub Listはマルチプラットフォームで動作するタスク管理ソフトウェアだ。左側にフォルダとタスクリスト、右側で個々のタスクを管理する。フォルダの中にフォルダを作ったり(サブフォルダ)、タスクの下にタスクをつける(サブタスク)もできる。
完了したらチェックするだけ
HJKLによるタスクの移動が便利だ。驚くことにHub ListはSencha(旧Ext JS)+Titaniumを使い、JavaScriptで作られている。それもあってか、Sencha Touchを使ったiPhone版も開発されている。さらにタスクをクラウドと同期する仕組みや仲間で共有する仕組みも開発されているなど、今後の開発が楽しみなソフトウェアになっている。
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一件単位の表示もサポート(プレミアム限定)
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MOONGIFTはこう見る
やはりタスク管理システムに対するニーズは尽きることがない。日々新しいソフトウェアが開発されている。概念としてはGTDを踏襲するものが多いので、ワークスタイルのあり方としてのGTDは一定の地位をおさめていると言えそうだ。
Hub Listについて言えばマルチプラットフォーム、クラウド、モバイルと言った点が特徴だ。今時と言えばその通りだが、必要と思われる要素はすべて含んでいる。後はツールを使う側が徹底して使えるか否かにかかっていると言えるだろう。