YAML+MarkdownからHTMLプレゼン生成「Luminescence」
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LuminescenceはYAMLファイルからHTMLプレゼンテーションを生成する。
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LuminescenceはPython製のオープンソース・ソフトウェア。数年前からHTMLでプレゼンテーションを作るのが一般化されており、勉強会などで数多く見かけるようになってきた。作成の手軽さはもちろん、発表後のオンラインでの公開も手軽だ。
生成されたHTMLファイル
HTMLで作成する際に、素のHTMLファイルをごりごりと書く人はまずいないだろう。何らかのテキストフォーマットから変換するのが一般的ではないだろうか。他のフォーマットへの変換も考えるならYAMLをベースにするLuminescenceは良い選択かも知れない。
LuminescenceはYAMLファイルを使ってプレゼンテーションを生成するソフトウェアだ。内容についてはMarkdown機能が利用できる。コマンドラインで使うソフトウェアで、YAMLファイルとアウトプットするHTMLファイル名を指定して実行する。
YAMLの内容
背景色とテキストカラー、リンクの色などが指定できる。さらにスライドのフェードイン/フェードアウトの時間を指定することも可能だ。もちろんHTMLなのでその他の指定も容易にできるだろう。YAMLならばHTML公開以外でも使えるのではないだろうか。
MOONGIFTはこう見る
HTMLによるプレゼンフォーマットも実に多様になってきた。そろそろデファクトとされるようなフォーマットが出てきても良いのではないだろうか。ただいずれにしてもYAMLを介するのはフォーマット変換する上で使えることだろう。
HTMLプレゼンテーションの本質は飾りすぎず、本質だけを明確に訴えられることにある。それだけにYAMLから変換できる程度の内容であるのが望ましいと言えそうだ。