ATNDに代わるイベント管理システム「PARTAKE」
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PARTAKEはWebベースのイベント管理システム。
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PARTAKEはJava製のオープンソース・ソフトウェア。勉強会や小規模なセミナーなどを開く際に参加者を募ったり管理するためのツールとしてATNDがよく使われている。とても手軽で便利なシステムなのだが、問題点も幾つか存在する。
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まず最も大きな問題として参加者に連絡が取れないということだ。またあまりに手軽に参加できてしまうためにとりあえず参加しておいて、そのこと自体を忘れてしまうなんてこともある。それらを解決するために開発されたのがPARTAKEだ。
PARTAKEはユーザ管理の基盤としてTwitterを用いている。そのためいざとなれば連絡が付けられるのが特徴だ。さらにOpenIDを利用することもできるが、事前にTwitterのIDとの紐付けが必要になっている。さらにリマインダー機能が備わっている。
イベント詳細
面白いのは連絡手段にDMを使っているのだが、これを自分から自分に送信していることだ。これはTwitterのAPI制限に関係するもので250通/日の制限に引っかからないための工夫だ。さらにカレンダーファイルの出力、仮参加機能などATNDにない機能も多数備わっている。
新規イベント作成
さらに入力項目
MOONGIFTはこう見る
イベントは一般公開または非公開を選択できる。さらにGoogleカレンダーへの登録も行えるなど、PARTAKEはATNDでは物足りないと感じていた機能をほぼ取り揃えている。さらに使い勝手自体はATNDと大きく変わるものではない。足りないのはAPIとアンケート機能程度のようだ。
問題があるとすれば認知度にあるだろう。そのためにもソーシャルサービスを徹底的に使っていくというのは面白いだろう(各イベントにハッシュタグをつけるなど)。今後、さらに盛り上がってほしいサービス、ソフトウェアの一つだ。