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mpp.pyはローカルまたはPicasaの写真を使って静的なアルバム用HTMLを生成する。

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mpp.pyはPython製のオープンソース・ソフトウェア。Web上に存在するコンテンツで最も多いのはテキストだろう。その次に多いのは画像や写真ではないだろうか。デジカメや携帯電話のカメラ機能の普及に伴って画像コンテンツはさらに拡大している。

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写真一覧

撮りためた写真をローカルに保存しておくだけではHDDの肥やしになってしまう。もっと広く公開しなければ面白くはない。SNSや写真共有サイトを使っても良いが、自分なりのカスタマイズを楽しみたい方はmpp.pyを使ってみても面白そうだ。

mpp.pyはPythonスクリプトであり、ローカルディレクトリまたはPicasaで出力したXMLファイルを使ってWebアルバムを生成するソフトウェアだ。結果は静的なHTMLファイルを出力する。写真はタイル上に一覧表示され、写真をクリックすると拡大表示される。

ScreenShot(2010-12-20 10.09.24).png

写真詳細

詳細ページでは写真のEXIF情報も一覧表示される。静的ファイルなのでコメント機能などはない。あくまでも自分の撮った写真をアルバム化するソフトウェアだ。だがシンプルなだけにHTMLのカスタマイズも難しくはないだろうし、プログラムが動作しないサーバ(Dropboxでもできるだろう)でも使えるのは面白そうだ。

MOONGIFTはこう見る

プログラミング言語(PHPやPerlなど)が使えるWebサーバが当たり前になっており、そのために何でもプログラムでこなしてしまう風潮がある。だが誰しもが自由にプログラムを使える訳ではなく、その意味で静的なHTMLも需要はあるのではないだろうか。

メンテナンス性の容易さ、稼働サーバの範囲を組み合わせた時に静的HTMLを生成するツールは便利だ。mpp.pyはPython製のなので若干敷居が高いが、他の言語でも同様の仕組みを作るのはさほど難しくないだろう。

make-photo-pages (mpp.py): create web albums from local pictures