WebベースのScalaソースコードブラウザ「Browse」
BrowseはScalaのコードを解析し、HTMLベースで閲覧できるようにするソフトウェア。
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BrowseはScala製のオープンソース・ソフトウェア。オープンソース・ソフトウェアの素晴らしい点の一位に挙げられるのはソースコードが見られる点だろう。特にフレームワークなどで問題が起きた時に何が問題なのかソースコードからあたれるのはとても幸せだ。
Scalaのコードが追いやすい
とは言え、テキストエディタなどで逐一コードをあたっていると時間がかかってしまう。もっと効率的にするには専用のツールを使うのが良いだろう。ScalaであればBrowseのような素晴らしいツールがある。
BrowseはScalaのコードを解析し、Webブラウザベースで閲覧できるソフトウェアだ。コードのハイライト処理はもちろん、変数をマウスオーバーすると自動でハイライト処理が行われる。さらに同じスコープの変数も色が変わる。コードを追いかけるのがとても楽だ。
定義元にジャンプ
さらにオブジェクト等は定義元にジャンルすることができる。Browseを使えばどこで問題が起きているか、コードを実行することなく追いかけていける。デバッグ時はもちろん、Scalaで作られたソフトウェアの研究にも役立つ、応用範囲の広いソフトウェアだ。
MOONGIFTはこう見る
Ruby on Railsもそうだが、スクリプト系言語はソースコードを追いかけることが良くある。それが自分の開発したものでなかったとしても、中で行われている処理をすることで新しいオプションを知ったり、裏技的な使い方を習得する。これはブラックボックス化している商用言語では難しいことだ。
動的にメソッドを追加したりする柔軟性の高い言語ではBrowseのような見せ方は難しいかも知れないが、APIリファレンスと組み合わせれば有益に使えるはずだ。
デモ
http://harrah.github.com/browse/samples/index.html
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harrah’s browse at master - GitHub