iOS、Androidで制御するデジタルホーム「OpenRemote」
OpenRemoteはWebベースのメディアサーバプラットフォーム。
MOONGIFTはこう見る
メディアサーバが普及する上で、容易に操作できるUIは重要だろう。WindowsやMac OSXには元々メディアサーバ的な機能があるが、自分なりの使いやすさを求めるのは難しい。とは言え、独自に作り込むのはコストがかかりすぎる。
その点、OpenRemoteであればメディアサーバ上でOpenRemoteを動かしつつ、コントローラーはビジュアル的にiPhone/Androidが利用できてしまう。シェアが広がれば、OpenRemote用のテンプレートを配信すれば、後はユーザが自分で対応できるようになってしまう。スマートフォンの新しい魅力とも言えそうだ。
OpenRemoteはJava製のオープンソース・ソフトウェア。自宅のリビングにメディアサーバを配置する人が増えている。DVDを見るだけでなく、HDDレコーダーに録画したり音楽を聴いたりと様々なメディアを扱うならば、PCのが色々と都合がいいのだ。
Webブラウザ上でiPhoneの設計を行う
デジタル家電をつなぐプロトコルも作られているが、その分細かなニーズには応えられない。iPhoneやAndroidから手軽に操作できる、そんなデジタル家電制御プラットフォームがOpenRemoteだ。
OpenRemoteはJava製のシステムで、Webサーバとして動作する。デザイナー機能を使って、iPhoneやAndroid向けのUIをビジュアル的に設計する。ボタンやリストを配置し、アクションを定義するのだ。まるでWebベースのIDEのようだ。できあがったら専用アプリからアクセスする。
クライアントからURLを登録する
そしてメディアサーバを登録する。どのアクションで何を実行するのか(コマンド等)を細かく定義する必要がある。各メディアサーバの仕様を理解しなければならないので厄介とは思われるが、テンプレートを登録できる仕組みがあるので、今後コミュニティベースで増えていくと思われる。
デモ
http://composer.openremote.org/demo/login.jsp
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