Common Lispで作られたゲームエンジン「Blackthorn Engine」
Blackthorn EngineはCommon Lisp製のゲームエンジン。
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Blackthorn EngineはCommon Lisp製のオープンソース・ソフトウェア。LispというとEmacsというイメージが強い。そのためかコンソールベースで動作するプログラミング言語で、やろうと思えばメーラーさえ作れてしまうイメージがある。
2Dシューティング
だがLispの実力はそんなものではない。もっと色々なことができる。例えばゲームでさえもCommon Lispで作れてしまう。それもEmacs上で動作するような簡易的なものではなく、ビジュアル的にも優れたゲームだ。それを実現するゲームエンジンがBlackthorn Engineだ。
Blackthorn Engineは2Dグラフィックスエンジンを搭載し、Windows/Mac OSX/Linuxと幅広く動作する。さらにネットワークにも対応しており、サンプルゲームのThopterでもネットワークでの利用に対応している。Thopterはシューティングゲーム、もう一つのBunny Slayerはゼルダ風のRPGだ。
2D RPG
Bunny Slayerはどうすればクリアか分からなかったが、Thopterはシューティングなので敵を倒せば良いと分かりやすい。マルチプラットフォームのゲームエンジンは幾つかあるが、Common Lispは伏兵かも知れない。底知れない実力を実感できるソフトウェアだ。
# 2010年11月10日 本文修正
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