ErrorNotはRuby on Rails製のオープンソース・ソフトウェア。システムにはエラーが付き物だ。問題はそれをいかに感知し、即座に修正していくかにある。修正しなければいつまでも残り続け、最終的に利用者の信頼を損ねる結果につながってしまう。

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エラー内容

 

感知する仕組みをシステムに組み込むのはそう難しいことではない。大抵のプログラミング言語ではエラーをトレースする仕組みがある。次にそのエラーを対処する方法だ。使えるのがErrorNotだ。

ErrorNotはシステムを登録し、個々に発行されるWeb APIキーを使って該当システムで発生したエラーをキャッチする。エラー内容は指定されたURLへのPOSTになっているので、特にプログラミング言語は問わずに利用できそうだ。

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プロジェクト一覧

 

エラーのサマリー、リクエスト、セッション、環境設定、データ、過去に起きた似たようなエラーなどが一覧で表示され、エラーに対してコメントが付けられる。複数人で運用される場合はこのコメントを使って修正内容をディスカッションできるだろう。

いわばチケットが自動的に発行されるバグ管理システムのようなものだ。Webシステムを運用する上で便利なソフトウェアだ。

 

errornot’s ErrorNot at master - GitHub

 http://github.com/errornot/ErrorNot