Text2ePub-cljはJava/Clojure製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。写真やグラフ、図などが入ったリッチなドキュメントも良いが、開発者の基本はテキストファイルだろう。書くのも簡単、編集も簡単、何より使い慣れたテキストエディタでどんどん書ける。

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テキストファイルをePub化

 

開発者に限らず小説なども余計な挿絵や文字装飾を省いて文章の魅力だけで勝負することがテキストならば可能だ。そんなテキストファイルをまとめて電子書籍の基本フォーマットであるePubにするのがText2ePub-cljだ。

Text2ePub-cljはコンソールで動かすソフトウェアで、出力ファイル名を指定し、後は複数のテキストファイルを指定して出力できる。出来上がったファイルをiTunesに放り込めば、そのままiPhoneやiPadで閲覧が可能だ。テキストファイルなのでとても軽量なファイルだ。

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コマンドラインで利用

 

HTMLファイルやテキストファイルから容易に電子書籍が作られるようになっている。将来的にはフィードとともにePubファイルが配信されるようになるかも知れない。PDFとして出力して使うのとはまた違う面白さがありそうだ。

 

deltam’s text2epub-clj at master - GitHub

 http://github.com/deltam/text2epub-clj