DiffPlexは.NET製/Widows用のオープンソース・ソフトウェア。プログラマーであれば誰しもが差分のお世話になったことがあるはずだ。その経験があるとバイナリではなくテキストベースで文章を書くことの手軽さから離れられなくなる。

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Silverlight版デモ

 

二つの文章を見比べて、何が異なっているか分かれば修正も容易だ。それはテキストエディタに限らず、様々なソフトウェアで利用価値があるはずだ。そのためのライブラリとして使えそうなのがDiffPlexになる。

DiffPlexはDiffを作成するライブラリであり、外部のプログラムに組み込んで利用することが出来る。テキストを二つ指定して、その差分を色で表示する。日本語でも特に問題なく使えるが、判定部分が思っていたのと異なるようだ。

サンプルプログラムとしてSilverlightに組み込んだDiffPlexがブラウザ上で動作する。Web上に表示されたテキストエリアに文字を入力すれば、リアルタイムに差分を表示する。リアルタイムの場合、若干の入力遅延が感じられるが、十分使えるレベルだ。Windows向けアプリケーションに差分を組み込みたい時にはぜひ。

 

DiffPlex - a .NET Diff Generator

 http://diffplex.codeplex.com/