BriefsはiPhone用のオープンソース・ソフトウェア。iPhoneアプリはWebアプリケーションと大きく異なる動作が多い。画面遷移として定義しづらい場面も多く、実際に触れてみないとその動作がどうなるのか分からないのだ。

スクリーンショット(2010-06-07 11.32.35).png

iPhone用モックアプリビューワー

 

そのためモックアップやワイヤーフレームと呼ばれる類の存在が重要になる。サーバへの接続はなくとも、画面上に何かデータが表示され、それをクリックすると次の画面に変わると言ったのを見られるものだ。そのためのオープンソース・ソフトウェアがBriefsになる。

BriefsはApp Storeで15ドルで販売されているiPhoneアプリだ。全て同じという訳ではなく、オープンソース版は基本的な部分だけを抜き出したものだ。とは言え画面定義を行い、その画像切り替え時のアクション定義などは同じだ。画像を用意し、画面の指定した場所をタップ指定したり、切り替えアクションを設定するファイルを作成する必要がある。

スクリーンショット(2010-06-07 11.33.35).png

サンプルのモックアップ

 

画像と定義ファイルが用意できれば、専用コマンドでコンパイルしiPhone側からHTTP経由でダウンロードする。専用のフィード(Brief cast)を使って容易にダウンロードさせることもできる。デスクトップ側でも専用のツールができたら非常に便利そうだ。

 

capttaco’s Briefs at master - GitHub

 http://github.com/capttaco/Briefs