Elastic Theme EditorはPHP製/WordPress用のオープンソース・ソフトウェア。去年くらいから日本でもWordPressをブログエンジンとして採用するケースが増えてきた。安定性も出てきて、かつテーマやプラグインが世界中にあるのだから使わない理由などないだろう。

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ドラッグで幅を設定できる

 

そんなWordPressのテーマ作成は一筋縄でいくものではない。こったデザインであれば、やはりプロに敵うものではないが、シンプルなテーマであればElastic Theme Editorを使えば開発者でもそれなりのものが作成できそうだ。

Elastic Theme EditorはWordPressプラグインとして動作するテーマエディタだ。多数のカラム、横幅の中から選択してベースを作成する。そして枠をクリックしてボックスを作成する。ボックスはマウスでドラッグして複数のカラムを囲むことが出来る。

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作成したテーマ

 

これによって2カラム、3カラムのデザインが簡単にできる。カラムの種類はヘッダー、サイドバー、コンテンツ、フッターと選択ができ、サイドバーやフッターについてはウィジェットに対応し、リンクやカテゴリーをドラッグ&ドロップで配置できる。

上が4カラム、その下に3カラムと言った複雑なデザインも容易に実現する。全体のデザインは別途必要だが、Elastic Theme Editorを使えば基礎的なデザインはほぼできあがる。サイトのモックにも利用できそうだ。

執筆時のバージョン

 0.0.3

 

Elastic Theme Editor | Change the way you think about WordPress themes

 http://elastictheme.org/