Maps on a StickはHTML/JavaScriptベースのフリーウェア(ソースコードは公開されている)。地図が持ち歩ければ色々な利用が考えられる。近い将来、ネットブックにはGPSが搭載され、携帯電話のように自分の位置を基準にコンテンツが利用できるようになるはずだ。

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USBメモリに入れて持ち歩く地図

 

そんな時にも地図は役に立つ。Googleマップは規約上ダウンロードして利用するのは叶わないが、OpenStreetMapであれば大丈夫だ。さらにHTMLベースであればMaps on a Stickを使えばUSBメモリに入れてどこまで地図が使えるようになる。

Maps on a StickはUSBメモリに入れて持ち歩ける地図で、PortableFirefoxも同梱されている。別途地図データをダウンロードする必要があるが(リンクがある)、それを配置すれば準備は完了だ。なおズームレベルを高くすれば詳細になるが、ダウンロードするサイズはそれだけ大きくなるので注意が必要だ。

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KMLの読み込み

 

筆者環境ではなぜか元の地図が表示されなかったが、地図画像をダウンロードして解凍後、設置した後に設定ファイルを編集すればOKなはずだ。なお、レイヤーに対応しておりKMLファイルを読み込んで地図上に投影することもできるようになっている。

 

developmentseed’s mapsonastick at master - GitHub

 http://github.com/developmentseed/mapsonastick