webkit2pngはMac OSX向けのオープンソース・ソフトウェア。Webサービスを作る上でサイトのキャプチャを自動生成するという需要は多い。一般的にこの手の処理はFirefoxやIEを自動操作して行うことが多いように思う。だが操作は意外と複雑で分かりづらいのが難点だ。

ピクチャ 484.png

一度の処理で三種類の画像が得られる

 

コマンドライン一つで手早くできれば便利だ。それを実現するのがwebkit2pngだ。その名の通りレンダリングエンジンとしてWebKitを使い、指定したURLの画像をPNG画像として保存してくれるコマンドラインユーティリティだ。

webkit2pngはPythonで作られているのでPyObjCをインストールする必要がある。それさえ終わっていれば後は簡単だ。webkit2pngの引数としてURLを渡せば良いだけだ。全部で3つのスクリーンショットが取得され、一つがサイト全体、一つがそのサムネイル、そして最後に画面の一部となっている。

画面の一部を切り抜くので、縦長のサイトであっても使い勝手の良いサムネイルが得られることだろう。何よりオープンソースなので切り取るサイズや位置も自分で調整できるのが良い。Mac OSXを使ってWebサイトサムネイルサーバなんていかがだろう。

 

webkit2png

 http://www.paulhammond.org/webkit2png/

youpy’s webkit2png at master - GitHub

 http://github.com/youpy/webkit2png