Go用Webフレームワーク「web.go」
web.goはGo製のオープンソース・ソフトウェア。Goといえば2009年に登場したGoogleが開発するプログラミング言語だ。Cに似た構文、高速なビルド、Pythonのような柔軟さを特徴とする言語になっている。まだ開発段階ではあるが、注目が集まっている言語だ。
ブラウザからアクセス
そんなGoを使ってWebアプリケーションフレームワークを作ったのがweb.goだ。Sinatraのようにそれ自体がWebサーバの役割に担っている。ごく小規模なWebサービスであれば、手軽に開発できるのではないだろうか。
現状ではGETまたはPOSTメソッドのみ対応している。web.Get(パターン,ハンドラ)という構文になっていて、パターンに応じて指定したハンドラが呼び出される。指定したパターン以下のURLがパラメータとして文字列で渡される仕組みだ。
実行中
リクエストパラメータやポストされたファイル、ヘッダ情報へアクセスすることがでいる。レスポンスはCookie、ヘッダ設定、リダイレクトなどが可能だ。SCGIやFCGIとして実行することもできるので、ただのお遊びではなさそうだ。現状ではテンプレートエンジンがないが、とても興味深いソフトウェアだ。
執筆時のバージョン
0.1.0
web.go - a web framework for Go