WebSaverはMac OSX向けのオープンソース・ソフトウェア。スクリーンセーバはディスプレイがCRTだった時代に焼き付けを防ぐために作られたが、液晶画面がメインになった今でもアクセサリ的な意味合いで使われている。元々はCPU負荷の少ないものが多かったが、今では写真は動画が動くようなダイナミックなものも増えている。

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WebKitをベースにしたスクリーンセーバ

 

そんなスクリーンセーバを自作したいと思った時に、ややこしいプログラミングを行うのでは面倒に感じてしまう。そこで試したいのがWebSaverだ。WebSaverはWebKitをスクリーンセーバのベースとして使うソフトウェアで、index.htmlを編集して自分なりのスクリーンセーバを作成できるのが特徴だ。

HTMLなのでJavaScriptを使ってスクリーンセーバを作成することになるだろう。JSON等を使えば外部のファイルでも表示できるようになるはずだ。初期設定のJavaScriptはグラデーションが鮮やかなスクリーンセーバとなっている。

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Webブラウザ上でも動作する    

 

なおWebKitがベースとあってSafariを使って動作が確認できるのが利点だ。Safari上でうまく動作するようになったらWebSaverのファイルを差し替えてコンパイルすれば良い。手軽に自作のスクリーンセーバが作れる、面白いソフトウェアだ。

 

tlrobinson’s WebSaver at master - GitHub

 http://github.com/tlrobinson/WebSaver