SnippageはAdobe AIR製のフリーウェア。Mac OSXのSafariではWebページの一部を指定してダッシュボードに取り込む機能がある(Leopardから搭載されたWeb Clip Widgetという機能)。うまく使いこなせていないが、ブックマークとはまた違い、見たままに保存しておけるスクラップブックとして使うと便利そうだ。

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切り抜き作業をしているところ

 

そんな切り抜き機能をWindowsやLinuxでも再現するのがSnippageだ。SnippageはAdobe AIRで作られたソフトウェアで、WebKitベースのレンダリングエンジンを内蔵し、表示されている内容をそのまま残しておくことが出来る。

種明かしをすればWebブラウザの一部だけを表示しているのだろう。だがMac OSXのそれと同じように動作する。ウィンドウは複数作成可能で、範囲の指定はマウスで自由に変更することが出来る。さらに表示されている内容を定期的に更新する機能もある。

ピクチャ 288.png

このように保存される

 

例えば野球のスコアリングボードだけを切り抜いておけば、定期的に更新させてスコアを確認できるようになる。スクラップブック的な使い方もできるだろう。ローカルに残すのでオンラインのスクラップブックともまた違う使い勝手だ。

 

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