iPhone ARKitはiPhone向けのフリーウェア(元々はNew BSD Licenseだったが現在は設定されていない模様)。セカイカメラの登場以後、AR(拡張現実)への注目が高まっている。サングラスのようなヘッドマウント型も開発が進んでいるが、一歩先を行くのがiPhoneやAndroidを使ったスマートフォン連携型のARソフトウェアだ。

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こっちはハワイらしい

 

位置情報、傾き、向いている方向などの情報を集めて、さらにオンラインから表示したい情報を取得して両者を統合する。地図を使ったマッシュアプリが人気が高いのと同様、ARには大きな可能性があるはずだ。そんなARアプリを自分でも、と思う方はiPhone ARKitを使ってみるといいだろう。

iPhone ARKitはiPhoneでARアプリケーションを構築する際のライブラリを提供している。デモアプリケーションを立ち上げるとカメラの状態に合わせて情報が表示されるようになっている。とは言え表示されるのはハワイ、シアトルといった情報なので調整は色々と必要だろう。

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こっちの方向は色々ある

 

だが載せる情報とその見せ方を考えればARアプリケーションを組むのはさほど難しいものではなさそうだ。今後さらに需要が高まるであろう、リアルとの融合を目指す上でも見逃せないソフトウェアだ。

執筆時のバージョン

 不明

 

zac’s iphonearkit at master - GitHub

 http://github.com/zac/iphonearkit/