LibronはFirefoxまたはSafari用のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。技術書のようなものは別として、書籍は一度全部読むと二回、三回と読むことはあまり多くない。むしろ一回目を読まずに積まれている本の方が多いかも知れない。

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東京都内の図書館が利用できる

 

そう考えるとわざわざ書棚のスペースを狭めるよりも、図書館で借りるという選択肢の方が節約にもつながりそうだ。とは言え、欲しい本が図書館にあるとは限らない。その調べる手間を軽減してくれるのがLibronだ。FirefoxのGreasemonkey、SafariのGreaseKitを使って操作するソフトウェアだ。

Libronをインストールすると、Amazonで書籍を閲覧した時に図書館をリストアップしてくれる。東京都内の図書館に限られるが、図書館に蔵書があれば書籍の下に○○図書館で予約するという文字が出て緑色のボタンが表示される。蔵書がない場合は赤いアイコンが表示される。

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ある場合

 

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ない場合

 

後はそのリンクをクリックすれば図書館のサイトに飛び、オンラインで予約ができる。予約をしたら後は図書館にいき、借りれば良いだけだ。都立図書館であれば蔵書も多く、借りられるものも多そうだ。地元の図書館か、勤務先にある図書館を登録すれば便利に使えることだろう。

いわゆるライフハック系のソフトウェアであり、公共のサービスを活用する意味でも有意義なソフトウェアだ。Libronを活用し、もっとたくさんの書籍を読みあさろう。

 

Libron - 無料で本が読めるライフハック

 http://libron.net/

champierre’s libron at master - GitHub

 http://github.com/champierre/libron/