エクスプローラに足りない機能を追加する「StExBar」
StExBarはWindows向けのオープンソース・ソフトウェア。エクスプローラを使っていて“ああ、この機能があればなぁ”と物足りない気分にさせられることは多い。そうしたユーザがもどかしく感じる機能を提供するファイラーは多い。だが独自のファイラーに乗り換えてそれだけを使うというのは意外と面倒だ。
エクスプローラを便利に!
もう一つの解決手段はエクスプローラ向けの機能拡張によって足らない機能を補完すること。それを実現したのがStExBarだ。
StExBarをインストールするとエクスプローラの表示メニューにStExBarが追加される。それを選ぶと専用のツールバーが表示されるようになる。機能はシステムファイルの表示/非表示の切り替え、表示されているディレクトリでコマンドプロンプトを開く、ファイル名をコピー、ファイルパスをコピーする、新しいフォルダを作るといった操作がボタン一つでできるようになる。
さらに一番右に表示されているテキストボックスを使ってインクリメンタルにファイルリストのフィルタリングができる。これを使えば欲しいファイルに即アクセスできるようになるだろう。これはぜひ標準でも欲しいと思う機能だ。
設定画面
最後にリネームの機能について。リネームは変更する文字と変更後の文字を指定する。大文字小文字の区別をする、しないといった設定が可能だ。適用前と適用後の比較が出来る(変更されるファイルは濃く、変更されないファイルは薄く表示される)ので分かりやすい。確認が終わったらRenameボタンを押せば完了だ。
独自のボタンを追加することもできるようになっていて、そこにホットキーを割り当てることもできる。コンテクストメニューを拡張するソフトウェアは多いが右クリックは面倒というユーザにとってはStExBarの手軽さがお勧めだ。
リネーム
stexbar - Project Hosting on Google Code http://code.google.com/p/stexbar/