写真は正直だ。ファインダーに入った対象物をそのまま写真にしてくれる。シャッタースピードや露出、フラッシュなどによって変化は起きるが、基本は映し出されているものをそのまま映し出す。では絵画はどうだろう。写実的に描くものもあるが、抽象的であったりスケッチというのは決して対象物そのものを描いている訳ではない。

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左が元写真、右がイフェクト後

 

だが写真よりも絵画の方が味わいがあることも多い。そんな写真とはまた違う楽しみ方を教えてくれるのがFotoSketcherだ。

今回紹介するフリーウェアはFotoSketcher、写真を手書きの絵画風にイフェクトするソフトウェアだ。

FotoSketcherは対象物になる写真に指定したイフェクトを施すソフトウェアだ。そのイフェクトが線画やペイント系のものになっており、カラーや白黒、油絵や水彩画などから幅広く選択できるようになっている。色合いやイフェクトの強さなどは細かくパラメータ設定が可能で、設定したパラメータを保存しておけば後で呼び出すこともできる。

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線画風

 

イフェクトの他に、額のような枠を追加したり、文字を記述することもできる。また、元の写真に対してぼかしやコントラストといった多少のイフェクトを施すことも可能だ。パラメータやイフェクトの種類をいろいろと変更してみると、何気ない写真も味わい深いものになるだろう。

写真を見ながら実際に書いたり、イラスト系ソフトウェアを使って描くのも良いだろう。だがFotoSketcherを使えばわずか10秒程度で見栄えのいい絵が手に入る。写真の楽しみ方を加えてくれる素敵なソフトウェアだ。

 

via FotoSketcher Turns Your Photos into Paintings - Featured Windows Download [Lifehacker]

FotoSketcher

 http://www.fotosketcher.com/