デジタルサイネージとは電子看板といったようなもので、大型ディスプレイやプロジェクタを使って広告を掲載するシステムだ。従来の紙ベースのものよりも初期費用は高いが、よりインタラクティブな広告が打ち出せるのが魅力だ。

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広告内容をデザインする

 

広告はいつ、どこで露出するかが重要だ。その管理と配信を行うのがXiboだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはXibo、デジタルサイネージソフトウェアだ。

XiboはWebベースの管理インタフェースと、Windowsベースのクライアントアプリケーションに分かれる。配信はHTTP/HTTPS接続によって行われる。従ってインターネット回線さえあれば低コストでデジタルサイネージ網を構築できる。

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ダッシュボード

 

サーバに対してクライアントを登録したら、スケジュールを決定する。利用できる素材は画像、テキスト、Flash、動画、パワーポイントファイルとなっている。それぞれスライドのように表示時間を変えることができる。

カレンダーを使って配信を設定するので、広告の出稿管理がとても簡単にできる。素材を作ったら、その配信内容をデザインするのもWebブラウザからできる。一部では既に導入のはじまっているデジタルサイネージ、今後さらに発展していく中で注目を集めそうなソフトウェアだ。

 

Xibo Open Source Digital Signage

 http://xibo.org.uk/