JavaScriptで作られたチャットシステム「JsChat」
※ 画面は公式サイトデモより
Lingrの終了を受けて、という訳ではないだろうが最近Webチャットのシステムを良く見かける気がする。この手のプラットフォームとしてはIRCが最も軽量で使いやすいだろうが、Webベースであればもっとインタラクティブなものになる。
Cometを使ったものではないが、JSONを使ったWebベースのチャットシステムがJsChatだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはJsChat、JavaScriptを使ったWebチャットシステムだ。
JsChatはIRC的な面白さを持ったWebチャットシステムだ。ユーザ名を決めて、#ではじまるルーム名を設定すれば良いだけだ。友人にはそのURLを知らせれば良い。ルームに入った後「/name ユーザ名」で名前を変更できる。
画面や動画の埋め込みに対応。ヘルプの呼び出すも簡単
画像のURLやYoutubeのアドレスを送信すると、チャットのウィンドウに埋め込まれて表示される。JSONをベースにデータのやり取りをしているので、ごく軽量に利用できる。リアルタイム性は若干落ちるが、レスポンスは決して悪くない。
システムとしてはSinatraを用いてサーバは作られている。また、CUIで使えるクライアントも用意されている。IRCとは異なり、ログイン時に最新の発言を最大100まで一気に表示してくれる機能もある。
手軽に使えるという点が最大の魅力だ。WebとCUIからごくシンプルに使える、便利なチャットシステムだ。
JsChat
alexyoung’s jschat at master - GitHub