写真は撮るだけでは面白くない。見せ方が重要だ。例えばiPhoneやiPod Touchは液晶の大きさもあって、写真を皆に見せるのに便利なインタフェースだ。だが、ただ写真をリストアップしたり、アルバムに入っているものを見せるだけでは面白くはない。

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iPhoneに最適化されたカバーフロー表示を行うJavaScript

 

オンラインに写真をアップロードしているなら、Safariを使ってこんな見せ方も実現できるのだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはcss-vfx、iPhone用Safari向けのカバーフローアクションだ。

Mac OSXではカバーフローという表示方式がある。写真や音楽を見せるのに向いた、格好のいい表示方式だ。中央にメインの画像を配置し、周囲に前の画像、次の画像を配置する。それをSafariで実現するのがcss-vfxだ。

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拡大表示しているところ

 

反射や左右の写真の傾きも再現されている。指先でスライドさせれば次の写真に切り替わっていく。写真をクリックすれば回転して、拡大表示されるアクションまである。スライドが機敏で行き過ぎてしまうことがあるのが気になるが、慣れればうまく動かせるはずだ。

縦でも横でも良いが、奇麗に見るなら横向きがお勧めだ。デモとしてFlickrの写真を見せるものがある。iPhone用に作った写真を見せるマッシュアップや、オープンソースのギャラリーソフトウェア等で使ってみたいソフトウェアだ。

 

css-vfx - Google Code

 http://code.google.com/p/css-vfx/