Googleリーダーは出始めた頃はAjaxを使った高速な操作性が可能で、とても便利なRSSリーダーだった。だが今ではソーシャル的な機能も増えており「読む」という機能に特化していない。速度だってlivedoorリーダーの方が速いだろう。

ピクチャ 15.png

記事一覧。GoogleリーダーをCUIで操作する

 

そんなGoogleリーダーを再度便利にしてくれる、それがPeepだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはPeep、CUIで使うGoogleリーダーだ。

PeepはPythonで作られたソフトウェアで、ターミナルで閲覧できるGoogleリーダーだ。Peepを起動すると未読の記事が一覧で表示される。CUIなのでもちろんキーボード操作になる。jとkによる記事の前後移動が基本だろう。

ピクチャ 18.png

記事詳細。右下の3という数字がピンを立てた数

 

後はrで再表示、エンターで記事を読むことができる。さらにpを押すとピンを立てることができる。これはlivedoorリーダーやFastladderの類似機能だ。そしてピンを立てたエントリーをoキーで一気に別ブラウザで開くことができる。

jキーを使って記事を読み進めつつ気になったらpでピンを立て、後でまとめてブラウザで開く。これが高速な読み進めを可能にする。Googleリーダーを軽量に、便利にしてくれるソフトウェアだ。

 

ryuji’s peep at master - GitHub

 http://github.com/ryuji/peep/tree/master