間もなくWWDCが開催される。数年前では考えられないことだが、こうした海外のイベントも今ではブログのリアルタイム更新を通じてその場の臨場感を感じながらすぐに情報を受け取ることができるようになっている。そして最近注目を集めているのがマイクロブログによるモニタリングだ。

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イベントをモニタリングするのに最適なツール

 

今行われている注目のイベントをモニタリングできるのがAlmost.atだ。

今回紹介するフリーウェアはAlmost.at、各種Web APIを使ってイベントをモニタリングするソフトウェアだ。

Almost.atはTwitter、Flickr、Youtube、TwitPic、TinyURL、bit.lyといった各種WebサービスのAPIを通じてデータを集積し、今注目のイベントや出来事をリアルタイムにトラッキングできるようになっている。

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イベントは後々自分で追加申請ができるようになるらしい

 

特に今、本当にその場にいる人に注目する機能を重視している。そのために、Twitterの発言にはプラスアイコンを使って印をつけることができる。これにより、指定したユーザだけを浮き上がらせて発言を閲覧ができるようになる。

キーワードに対する発言数や、写真、動画、その他の情報をAlmost.at上でリアルタイムにモニタリングできる。ブログに比べると投稿の簡単な、マイクロブログの特性をうまく活かしたサービスだ。

なお、Almost.atはObjective-CのJavaScript実装、Objective-J(Cappuccino)を使って構築されている。これにより、まるでローカルアプリケーションのようなインタフェースを実現している。なので公式サイトで提供されているものと、ダウンロードできるものはほぼ同じものになる。Objective-Jを使ってアプリケーションは280 North以外見たことがなかったが、その点においてもAlmost.atは興味深いソフトウェアだ。

 

almost.at - Following People at Real-World Events in Real-Time

 http://almost.at/