最近、知り合いを中心に勉強会やイベントを管理するためのWebサービスを提供開始しているのを多く見かけるようになった。ごく小規模なものに向いたシステムを提供しているようだが、より大規模なカンファレンスなどになると事情が変わるため、そのままでは使いづらい。

ピクチャ 5.png

カンファレンスを運用するためのソフトウェア

 

カンファレンスを催される予定があるなら、その運用を効率的に行うためにOpenConferenceWareを導入しよう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはOpenConferenceWare、カンファレンス運用ソフトウェアだ。

OpenConferenceWareはセッション、スピーカ一覧、スケジュールを一覧し、それを聴くための登録ができるようになっている。有料の場合には別途決済システムと連携させることが可能だ。さらにボランティア登録や、スポンサー情報の掲載もできる。

ピクチャ 7.png

セッション内容の詳細

 

セッションは内容に応じてカテゴライズ可能で、カテゴリによってフィルタリングを行うこともできる。またカレンダー形式による出力もできる。ユーザはOpenIDによってログイン可能だ。

セッションの細かな情報をOpenConferenceWare上で確認したり、すぐには登録しなくともお気に入りに追加しておいて状況をウォッチすることもできる。管理側の機能も充実しており、利用者、運営者双方にとって便利なシステムと言えそうだ。

OpenConferenceWareはRuby on Railsで開発されている点もカスタマイズの容易性という面でメリットがありそうだ。これから講演やセミナーを運用される方はチェックして欲しい。

 

via OpenConferenceWare is Beautiful Software for Events [ReadWriteWeb]

igal’s openconferenceware at master - GitHub

 http://github.com/igal/openconferenceware/tree/master

Schedule / Open Source Bridge: The conference for open source citizens / June 17-19, 2009 / Portland, OR

 http://opensourcebridge.org/events/2009/schedule