ブログを書くのは手軽、と言われてきたが続けてみると意外とコストがかかる作業なのが分かる。ブラウザを立ち上げて、管理画面にログインして文章を書いてポストする、簡単なように思えるが面倒に感じ始めるととんとアクセスしなくなってそのまま放置されてしまう。

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EmacsからWordPressに投稿する

 

もっと手軽に、シンプルに更新するためにもテキストエディタと連携していると便利だ。Emacs使いの方であればwp-emacsを使おう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはwp-emacs、WordPressとEmacsを連携させるCommon Lispプログラムだ。

XML-RPCであれば特にWordPressに限ったものではないかな、と思うのだがwp-emacsはWordPress用と銘打たれている。標準ではC-c b sと打つと起動する。サブジェクトを書き、本文を書いたら後はC-x C-sで保存とポストを実行してくれる。

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日本語も使える

 

ドラフトのままであればC-c C-cで良い。複数のサーバを切り替えたり、テンプレートを編集する機能もある。画像の添付はできないが、メモやURLの貼付けたエントリーを書くのには具合が良さそうだ。

Emacs使いで、かつWordPressを使っているというとセグメントが相当狭そうだが(筆者にはぴったりと当てはまる)、類似のソリューションは各テキストエディタごとにありそうだ。例えばVimからWordPressもある。このようなライブラリを使って、ブログをもっと手軽に楽しもう。

 

**wp-emacs -Google Code

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http://code.google.com/p/wp-emacs/