Webサイトやプレゼン資料、写真などを下にしいて、そこに皆で思い思いにアイディアを書き込んでいく。ホワイトボードではゼロからはじめるには良いが、何かの題材があるならコンピュータ上に書き込む方が手軽で良い。

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PDFファイルを取り込んで、その上に線を引いたりすることができる

 

その度にスクリーンショットを撮って、画像編集ソフトウェアを使っていたなんて人はWhyteboardを使ってみよう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはWhyteboard、PDFや画像、PostScriptファイルにドローするホワイトボードソフトウェアだ。

PDFにも簡易的な編集機能はある。メモを追加したり、線を引くことはできる。だが自由度は低い。WhyteboardはPDFファイルやPostScriptファイル、画像を取り込んで使えるドローソフトウェアだ。

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各ページのサムネイルを表示することが可能

 

ImageMagickを使ってPDFなどを画像化する。残念ながらそのままでは日本語のPDFファイルを取り込むことはできなかった。PDFファイルは各ページに分割され、消しゴムで消したりメモをつけたり線を引いたりすることができる。

ドローした内容は履歴管理され、後で最初から再生することができる(各ページ単位で記録される)。単なるホワイトボードとしても便利だが、Webページやプレゼン資料をPDF化すれば、その上に皆で書き込むことができるのでさらに便利だ。

Whyteboardはタブレットがあればさらに面白く使えるだろう。アイディアを書き込み、自由な発想をどんどん広げて欲しい。

 

**Whyteboard - simple image, PDF and PostScript annotator in Launchpad

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https://launchpad.net/whyteboard

whyteboard - Google Code

 http://code.google.com/p/whyteboard/