JPEG/PNGのサイズをぎりぎりまで削減する「ImageOptim」
写真は大抵JPEGファイルだが、そこには様々なメタ情報が含まれている。PNGも同様にメタ情報が入っており、さらに圧縮にも対応している。これらを排除、圧縮するだけで通常のサイズに比べて半分くらいになったりすることもある。
画像をまとめて最適化
圧縮すれば表示に多少の時間がかかったり(ごくわずかだが)、必要なメタ情報が消えてしまうということはある。だがそれさえ厭わないならばImageOptimはお勧めのソフトウェアだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはImageOptim、JPEG/PNGの圧縮ソフトウェアだ。
圧縮やメタ情報を排除するライブラリは多数存在する。ImageOptimはそれらの統合的フロントエンドとしての役割を担ってくれる。対応しているのはJPEGTran、JPEGOptim、OptiPNG、PNGCrush、AdvPNG、PNGOUTとなっている。
設定画面
これらのコマンドは全てImageOptimにビルトインされているが、別途用意したものを利用することもできる。設定は初期設定画面を使って各コマンドごとに有効、無効やその設定値を切り替えることができる。
実際の利用はウィンドウに写真や画像をドロップするだけだ。非同期に処理されていき、最適化されたパーセンテージが表示される。例えばMac OSXのスクリーンショット画像なら半分以上のサイズまで軽減することができた。
150KBくらいの画像が75KBというとそれほど大きくは感じないが、こうした処理は小さな差の積み重ねだ。大量の画像、写真をお持ちの方は試してみてはいかがだろう。
**ImageOptim - a PNG/JPEG graphics optimizer for Mac OS X