iPhone向けに凝ったアプリケーションを作るのも良いが、Webサービスのフロントエンド的なものを作るのであれば、専用RSSリーダー的なものでも十分ではないだろうか。そうすればWebサービスはRSSの内容さえ工夫すれば便利なツールになりえる。

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情報の配信方法としてRSSフィードを使えば、色々な応用が考えられるかも知れない。そのモックになるのがiPhone Simple RSS Aggregatorだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはiPhone Simple RSS Aggregator、iPhone向けのシンプルなRSSリーダーアプリケーションだ。

iPhone Simple RSS Aggregatorは設定画面はあるものの、フィードのURLは変更できない。そのため特定のフィードに特化した専用アプリケーションが開発できるようになる。起動するとフィードの一覧が表示され、詳細画面で概要を見ることができる。

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そして元記事のURLを開く機能がある。これは設定でiPhone Simple RSS Aggregatorのブラウザを使うか、Safariに切り替えるか選択ができる。iPhone Simple RSS Aggregatorをベースにデザインを変更するだけで、Webサービスと連動したネイティブアプリケーションが簡単に提供できるようになりそうだ。

同じような手法として、AppLoopというサービスが存在していたが現在は運営を停止している。だがオープンソースであれば自分で改造し、アプリケーションを手軽に作り上げることができるだろう。

Webサービスとの連携であればSafari向けのレイアウトで提供するという手もある。だがネイティブアプリケーションであればさらにユーザとの距離感を縮めることができる。アイディア次第で様々な利用法が考えられそうなアプリケーションだ。

 

**iphone-simple-rss-aggregator -Google Code

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http://code.google.com/p/iphone-simple-rss-aggregator/