個人的にはスケジュール管理はiCalとGoogleカレンダー、そしてiPhoneを使って行っている。特に不便な点はないが、唯一気になっているのはスケジュールの参加者にアドレス帳から取得したコンタクト情報を載せたいということだ。どうも内部的に管理しているものからしか取れないようだ。

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担当者

 

大抵のスケジュールは一人で行う訳じゃない。また、社内だけではなく、外部の人たちと関連づいているものだ。その点を考えるとAppointmentsは便利かも知れない。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはAppointments、顧客情報とスケジュールを管理するソフトウェアだ。

AppointmentsはデータをSQLiteで管理している。別途データベースサーバなどを用いない分、動作は軽快だ。まず企業の情報を登録し、その下に担当者を割り当てていく。それが顧客管理機能になる。

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スケジュール

 

次にスケジュールを登録する。スケジュールには目的(ミーティングやプレゼンテーションなど)を割り当てることができ、顧客情報を紐づけることもできる。それによって情報の見やすさがぐっと変わってくるだろう。

惜しむらくはスケジュールのデータをiCalに反映する、または同期することができないことだ。それが出来れば相当便利なソフトウェアになりそうだ。英語版のソフトウェアではあるが、各項目はメンテナンスできるようになっているので、問題なく使えるはずだ。

SQLiteを使っているので、データを直接見れば他のシステムとの連携もできるはずだ。iCalではちょっと物足りない、そんな方にお勧めのソフトウェアだ。

 

**Netmedia Software

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http://netmedia.fr.pl/osx/Appointments.html