Flash向けのグラフィックスフレームワーク「Degrafa」
去年、確かFlashを勉強しようと思っていたのにいつの間にか一年が過ぎ去ってしまった。これではまずい、今年こそしっかりと取り組んでいきたいものだ。今やFlashは大抵のブラウザにバンドルされており、華麗なインタフェースを提供する上では欠かせない技術になっている。それだけに使いこなせるようにしたい。
ファイナンス系のWebアプリケーションサンプル
Flashの魅力と言えば、HTMLやJavaScriptでは難しいグラフィックスを提供できることにある。そのためのフレームワークがDegrafaだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはDegrafa、Flash用のグラフィックスフレームワークだ。
Degrafaを理解するためには何よりもまずサンプルを見ることだろう。グラフィカルなグラフ、リッチなユーザインタフェース、ダイナミックなグラフィックス、各種シェイプなどを簡単に(恐らく簡単に)実装することができる。
な、なんだこれは…
Flashとあって、ただ表示するだけではなくマウスの動きに合わせたりオブジェクトをドラッグしたりすることもできる。JavaScriptでFlash並みのインタフェースを実装することにこだわるなら、元々Flashを利用してさらに便利な機能を作り込む方が良さそうだ。
グラフもシンプルに表示するだけでなく、角が丸くなっていたり何とも形容しがたいくらい豪華なビジュアルなものもある。タイマーによって描画が変化したり、ファイアンス系のように刻々と変化していく様子を描き出すにはぴったりのフレームワークだ。
DegrafaはFlex2またはFlex3で利用できる。グラフィックスが苦手…と思う方もユーザに素晴らしい機能を提供するためにも習得をお勧めしたい。
虫眼鏡があたっている部分が拡大表示されるサンプル
**Degrafa : Declarative Graphics Framework