オープンソースでドロー「Cenon」
画像編集やドロー系のツールにおいてオープンソース・ソフトウェアがシェアを拡大するのは非常に難しい。GIMPであったとしても、ビジネスの場で本格的に利用されているケースはごく稀だ。やはりAdobeの力は大きい。
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とは言え、個人であのレベルのソフトウェアを購入するというのは難しい。代替えとはいかないが、簡易的なドローを描くのであればCenonを使ってみよう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはCenon、ドローソフトウェアだ。
CenonはいわばAdobe Illustratorの対抗ソフトウェアとなるものだ。キャンバスの中で線を引いたり、文字を書いたりしてイラストレーションができる。英語版のソフトウェアではあるが、テキストに日本語を利用することができる。
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主な機能は線、円（円弧も）、四角などの図形描画、ベジュ曲線そしてテキスト入力だ。描画後にマウスで移動させたり、数値入力で表示位置や角度を変更することもできる。線の色や太さは描画後に変更する。
レイヤーもサポートされており、画像やPDFを開くこともできる（筆者環境ではPDFを開こうとしてもスルーされてしまった）。Illustrator 3形式のファイルも対象となっている。出力も各種形式で可能だ。
実用的かと言えば、使い勝手がこなれておらず、まだまだ発展途上の感は否めない。だが今後に期待したいソフトウェアだ。
設定画面
via Best Mac freeware and free Mac games: Cenon [thriftmac]
Cenon - Free Graphics Software