Wiiは持っていないのだが、このために欲しくなってくる。ホワイトボードはミーティングの際に便利で、パソコンの画面をホワイトボードに映して、そこにペンで書き込んでいくといったことはした経験がないだろうか。デジタルとリアルの融合っぽく思えるが、データは連結しておらずパソコンの画面を切り替えればそれまでだ。

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ホワイトボードシステム。Squeaklandを利用

 

だがパソコンとWiimote、そしてプロジェクターがあれば悩みは解決する。まさにパソコンがホワイトボードとなるのだ。それを可能にするのがKindleLabだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはKindleLab、Wiimoteと連携するホワイトボードシステムだ。

KindleLabを理解するのはビデオを観てもらった方が早いかも知れない。ホワイトボードシステムはWindowsやMac OSX向けに提供されているが、リアルと連携するためのキャリブレーションソフトウェアなどはWindowsのみ対応になっている。

デモムービーをご覧あれ

 

プロジェクターを使って画面をホワイトボードなどの壁に投射する。そしてキャリブレーションを行えば、映し出されている画面を使ってパソコンが操作できるようになる。赤外線ペンを使ってポインティングデバイス代わりにすればまるで実際に描いているような感覚で画面に描画されていく。

なお、ホワイトボードシステムはSqueaklandをベースにしているようで、ドローアプリケーション代わりにも利用できるほど多機能になっている。さらに日本語化もされている。デモムービーではホワイトボードのみならず3D空間を映し出したり、お絵描きもしている。ビジネス面、教育面ともに使える便利なソフトウェアだ。

 

**KindleLab Users Group - Opensource Interactive Whiteboard Software

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http://kindlelab.ning.com/

SourceForge.net: Wiimote Whiteboard

 http://sourceforge.net/projects/wiiwhiteboard/