Mac OSX向けオープンソースの広告ブロッカー「GlimmerBlocker」
最近、インターネット上のサービスにおける収益モデルで広告型が問題視されている。確かに世界的な不況もあって、広告費は削減される傾向にある。だが、それにしてもWebサービスにおける広告の量は多い。
設定画面
ITリテラシーが高くなると、そもそも広告部分が目に入らなくなるらしい。それならばそもそも表示するのを止めてしまうのが広告ブロッカーだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGlimmerBlocker、Mac OSX向けの広告ブロックソフトウェアだ。
GlimmerBlockerはMac OSXの環境設定パネルとしてインストールされる。実際の動作はプロキシで、ポート番号8228がデフォルトで設定される。プロキシとしてどうさせることもできるので、FirefoxやOperaといった他のブラウザからの利用や、iPhoneやiPod Touchなどでもその恩恵が受けられる。
Diggの例。右上の広告などが表示されなくなる
この手のソフトウェアは数あるが、プロキシであるためにSafariをハックしていないことを特徴として挙げている。確かにハックする方式の場合はアップデートの際に問題になることがあり、ブラウザ間で使うことができないのが問題だ。
ドメインを指定して実行可能となっており、日本の広告会社のものはあまり防げないようだ。Google AdSenseは非表示になる他、海外のブログなども随分すっきりとした表示になる。それだけ広告が多いということだろう。
広告がうざい、という意見もあるだろうが広告モデルの場合は表示されないことには収益につながらないという問題がある。だがこの手のソフトウェアが数多く存在することを考えると広告型モデルには無理があるのだろうと思ってしまう。
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GlimmerBlocker