普段の仕事は自宅でしているのだが、そのため仕事中に子供がパソコンを触りにくることがある。多少であれば良いが、キーボードをがんがん叩くので、予想していなかった操作(HDDの名前が変わったり、アプリケーションに余計な情報が入力されたり)が起こることがある。

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画面中にカラフルなシェイプ、アルファベットが表示される

 

そのため、触れさせないようにしていたのだが、子供にとってコンピュータは不可思議な魅力に溢れたおもちゃなのだろう。同じような経験をお持ちの方はAlphaBabyがお勧めだ!

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはAlphaBaby、子供向けの触っても安心なソフトウェアだ。

AlphaBabyを立ち上げると、真っ白な画面が表示される。その状態でキーボードを叩くと、入力された文字がカラフルに表示される。押した時にはサウンドが鳴る仕組みだ。ばんばん押しても問題ない(ハードウェア的にどうかは分からないが)。マウスのクリックも効果音が鳴る。

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設定画面

 

試してみた限りでは、キー入力は全てAlphaBaby内のアクションになっている。例えばEscキーやF12などを押してもシェイプが表示されるだけだ。設定や終了はControl + Option + コマンドキーを押しつつPまたはQキーで呼び出す。これ以外のショートカットキーはないようだ(スクリーンショットは撮れたが)。

ただサウンドを鳴らすだけにも、色やアルファベットを読み上げるようにもできる。英語の教育にも使えるだろう。さらにスクリーンセーバも用意されているので、席をちょっと離れた時にも自動で起動してくれるようになる。子供の不意な操作を起こるのではなく、AlphaBabyを使ってお互い楽しくコンピュータと遊ぼう。

 

**AlphaBaby

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http://alphababy.sourceforge.net/

SourceForge.net: AlphaBaby

 http://sourceforge.net/projects/alphababy