WindowsでJavaを使っていると、時々アップデーターが通知を行ってくる。そしてそれに従ってアップデートを行うと新しいバージョンのJRE(Java Runtime Environment)がインストールされるのだが、Program Files以下にはバージョン違いのJREが増えていく。

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知らないうちに増えたJRE…

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アップデートするなら上書きでも良いのではないかと思うのだが、なぜかしない(バージョン番号が変わって動作しなくなることがあるからだろうか?)。そしてバージョン違いのJavaがどんどん増えて邪魔に感じてくる。そこでJavaRaを使って一掃してしまおう。

JavaRaは古いJREを一気に削除してくれるオープンソース・ソフトウェアだ。

JavaRaはJREのアップデートと古いものの削除という二つの機能を備えている。削除を行う前にアップデートを行い、最新版にすれば効果的だ。使い方は簡単で、Remove Older Versionsボタンを押せば良いだけだ。

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こんな奇麗に!

後は最新版以外のJREを一気にアンインストールしてくれる。アンインストールプログラムを使って行うので、レジストリも奇麗にしてくれるので安心だ。JDKは削除されないので、そちらは自分で作業する必要がある(これは開発しているプロジェクトによって変わるので致し方ないだろう)。

処理が終わるとログファイルを表示してくれる。どのJREが削除されたのか確認できて便利だ。同じような実行ファイルが多数あるのはどうも気持ちが悪い、JavaRaを使って奇麗な環境を整備しよう。

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メイン画面

 

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ログファイル

 

via JavaRa: update Java and remove old versions [freewaregenius.com]

RaProducts - Products
 http://raproducts.org/

SourceForge.net: JavaRa

 http://sourceforge.net/projects/javara/