こ、これは便利…。新規開発しているときはまだしも、実際に動いているサイトのデザインやJavaScriptをメンテナンスしようと思うと以外と大変だ。静的な場合はまだしも、Ajaxを使ってデータを取得していたりすると、その用意だけでも時間がかかってしまう。

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そんな時に使えるのがamachangご推薦のCocProxyだ。Webデザイナーまたは開発者の方はおお、こんなのを待っていたと思うに違いない。

CocProxyはRubyで書かれたオープンソース・ソフトウェアで、開発用プロキシだ。

CocProxyを使う際には、filesというディレクトリを作成し、そこにファイルを配置する。ドメインごとにフォルダを作成して、その中にファイルを入れても良いし、直接ファイルを置いても良い。優先度はfiles直下にあるファイルだ。

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style.cssはヒットしたのでローカルファイルを利用している

 

そしてproxy.rbを立ち上げたらブラウザのプロキシをlocalhost:5432に設定する。後は通常のブラウジングを行うと、アクセス先のファイルがfilesにあればproxy.rbがそのファイルを返してくれる。さらにファイルがない場合は自動的にメモリ上にキャッシュされて、次回のアクセスからそちらを返すようになる。

キャッシュはclearcacheというパラメータを付けるとクリアされる。後は配置したファイルを自由に変更して色々試すと良い。CSSなどであれば本番環境には影響を与えないので安心だ(Ajaxなどは影響を与える可能性もあるので注意)。

参照元のブログでは自分の管理しているサイトではない(はてなの)JavaScriptを修正し、リファクタリングしている。このような操作ができてしまうのもCocProxyの魅力だ。本番環境をベースに色々試してみたい時に使いたいソフトウェアだ。

via はてなブックマークのコンテンツの JavaScript を高速化する [IT戦記]

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