Flashからメディアデータを抽出する「Flaex」
FlashはHTMLと違ってコンパイルする。そのため、中にある写真やアイコン、音楽を取り出したいと思ってもなかなか難しい。ソースを持っていればもちろんできるが、他の人が作った作品ではどうしようもない。
Flashファイルからメディアが取り出せます
そんな歯がゆい思いをしたことがある方に朗報。Flaexを使えばデータが簡単に取り出せます。
Flaexは日本語化されている、Flashファイルから各種メディアを抽出するためのソフトウェアです。
FlaexはMac OSX用のアプリケーションになっていて、SWFファイルを指定して開きます。開くと、文字列や写真、音楽や動画など各種メディア情報が抽出されて一覧になります。後はここから好きなファイルを選んでFInderにドラッグアンドドロップしたり、全て保存すれば良いだけです。各メディアはクイックルックに対応しています。
テキストと音楽データが並んでいます
サウンドファイルはその場で再生できます。イベントサウンドは赤、ストリームサウンドは緑で表示されます。画像はTIFFまたはPNGを指定して保存できます。音楽データはMP3の場合はそのまま、PCMの場合はAIFFに変換して保存されるとのこと。
ビデオはFlashビデオ(flv形式)で保存されるので、MPEG4などへは別途変換ソフトウェアが必要になります。また、現在のバージョンでは音声がMP3の場合、ビデオに音声がつかない状態で抽出されます。
お気に入りのFlashコンテンツからメディアを抽出して保存しておいたり、音声ファイルをポータブルプレーヤで楽しんだりと色々な楽しみ方がありそうです。Flashだからとブラウザでの再生を余儀なくされていた方はお試しあれ。
via Flaex [dps]
**Flaex