ITエンジニア/デザイナ向けにオープンソースを毎日紹介

WindowsでPDFを作成する方法は大きく分けて3つある。一つはAdobe Acrobatを使う方法、もう一つはPDF生成機能をもったアプリケーションを使う方法そしてもう一つはプリンタドライバとして動作するソフトウェアを使う方法だ。


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LinuxやMac OSXのプリンタドライバとして動作するPDF作成ソフトウェア

 

いずれの方法でも良いのだが、一台一台インストールするというのが手間になる。そこでプリンタを共有して使えるPDF作成というのはどうだろう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはCUPS-PDF、LinuxやUnix、Mac OSX向けのPDFプリンタドライバだ。

CUPS-PDFはLinuxなどで印刷機能を使ってPDFを作成するためのプリンタドライバで、これをファイルサーバなどに入れてWindowsクライアントから共有すると、PDF作成機能が一カ所に集中管理できるというメリットが生まれる。


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Safariで印刷した結果。グラデーションがかかっている部分が汚くなってしまった

 

生成されたPDFはファイルサーバ上にできあがるので、後はそれを持ってくるだけで良い。Mac OSX向けのものを使った限りでは日本語も問題ないが(検索もできる)、グラデーションのかかった画像の再現度が低かった。また、Webサイトによっては若干デザインの乱れがあった。

Windowsから利用する場合は、HP Desk Jet 1200C/PSと指定してインストールすると概ねうまくいくようだ(via Sourceforge.jp)。また、Mac OSX向けのメリットとして、AppleScriptからPDF作成ができるようになるということが挙げられている(Automatorを使う方法もあるようだ)。

PDFが大量に作成されるようになっているからこそ、Linuxサーバで一元管理できるメリットは大きい。オフィスファイルなどをそのまま渡すのではなく、PDF化することで改変のリスクを減らしたり、可用性を高めることにつながるはずだ。


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IEから印刷した結果。若干デザインの乱れがある。

 

CUPS-PDF

 http://www.physik.uni-wuerzburg.de/~vrbehr/cups-pdf/

 

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