間もなく12月になろうとしている。つまり2008年が終わり、2009年が来ようとしているのだ。そして2008年の末にすべきことといえば、年賀状の作成だ。この時期になると各社から年賀状作成ソフトウェアや、2009年のイラスト集などが出回るようになる。

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予め多彩なイラストが用意されているので、簡単に年賀状が作成できる

 

この手のソフトウェアで強いのはWindowsだ。Mac OSXでフリーウェアとなると選択肢は少ないように思える。スイッチャーにとっては不安かもしれないが、心配は無用だ。今年はプリントマジックがあるからだ。

プリントマジックはDayz株式会社によるフリーウェアで、Adobe AIRによる年賀状作成支援ソフトウェアだ。

プリントマジックには大きく分けて二つの機能がある。一つは裏面、つまり文字を書く部分のデザインを編集する機能だ。そしてもう一つは住所録管理機能をベースにした表面(住所や名前部分)の作成と印刷機能だ。

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表面も簡単に作成できる

 

Adobe AIR製とあって、WindowsとMac OSXどちらでも動作するのが利点だ。また、他の年賀状作成ソフトウェアで作った住所データをCSVファイルとして取り込む機能もあるので、乗り換えも容易だ。

操作は直感的で、かつデザインもかわいらしくて分かりやすい。予め来年の干支(牛)にちなんだイラストや写真も盛り込まれている。イラストを選び、テキストを追加するだけでそれらしい年賀状が作成できる。はがきの縦/横向きの変更もできる。作った後は印刷すれば完了だ。

来年こそはMac OSXを買おうと思っている方なら、今年はプリントマジック for Windowsを使って作っておけばデータの移行も簡単にできる。Dayz株式会社では今後、プリントマジックをベースとして名刺やDM作成、オフィス文書の閲覧/編集機能等を追加したソフトウェアを開発していくとのこと。こちらもまた楽しみだ。

 

プリントマジック

 http://www.print-magic.net/