どこでもできるRails開発「Ruby on Rails Portable」
開発環境というのは構築するのが意外と面倒なことが多い。例えばEclipseにしても、プラグインをインストールしないといつもの使い勝手が出なかったり、PHPでも特殊なライブラリを別途インストールする必要があったりする。それはRuby on Railsでも同様だ。
解凍時の構成
そんな手間のかかる作業を軽減してくれるかも知れない、そんなソフトウェアがこれだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRuby on Rails Portable、ポータブルなRuby on Rails開発環境だ。
Ruby on Rails PortableはRubyとRailsといった開発環境と、Sciteというテキストエディタがポータブルになって提供されている。USBメモリに入れて持ち歩くのはもちろん、このままオンラインのストレージにアップロードしていつでも簡単に構築できる開発環境として使うこともできそうだ。
スプラッシュウィンドウ
予めインストールされているRubyGemsはRails関連(Railsは2.1.0となっている)、mongrel、SQLite3、FxriそしてWindows向けのライブラリ群となっている。これらを一つ一つ用意するのは面倒なので、こうして一気に用意されていると環境が簡単に整うだろう。
もちろん自分でGemを追加などしたらバックアップしておけば良い。またいつでも使えるようになる。ポータブルである利点はUSBメモリに入れるといったこともあるが、バックアップが用意でオフィス内の別なコンピュータにもすぐに移動できると言った利点があるので、インストールの手間ひまをかけずに開発を開始するのにぴったりだ。
Ruby on Rails Portable | Symbiosoft
http://symbiosoft.net/?q=node/12
SourceForge.net: Ruby on Rails Portable